5年林業体験学習「里山を守る」
9月26日、5年生では林業体験学習がありました。毎年、大河内小学校では、松阪林業研究会の皆様にお世話になり、5年生では4回の林業体験学習を実施しています。初めは、松阪林業研究会の川井逸夫さんからお話があり、7月に行った古茂喜谷のことを振り返ることから始まりました。そして、松阪森林事務所の妻藤李白さんに、松阪市の森林占有率が65%もあることをクイズ形式で楽しく教えていただきながら、「森林ワークブック」を教科書にして、人工林や天然林のこと、木や森林の役割を学びました。その後、長野修さんからは、大河内地区の森林の写真をみてどこの地区かを当てる話し合いや、木々の葉を比べて何の葉かを考え、健康な森の様子を教えてもらい、間伐の必要性や里山を守る活動について、学ばせていただきました。里山は緑のダムであり、美しい景色や空気が私たちの生活に欠かせなく、長い間大切にされてきた宝物であること、大変だけれど、祖父や父から続く活動を引き継ぎ、里山を守っていることなどを教えていただきました。
森で活動するときの道具や、身体を守る服装などを実際に身に付けた子は、その重厚さ、重さに驚いていました。