普段の授業から
3年生は算数の授業でした。16×25の問題をしているところでした。どうやったら早く、簡単に、正確に答えが出せるかな?
「は」やく、「か」んたんに、「せ」いかくに。「は・か・せ」ですね。算数において、この「は・か・せ」を意識することはとても大切です。タイパいう言葉が世の中に使われることが多くなっている昨今、算数の学習においても「タイムパフォーマンス」を意識していくことは大事な視点の一つです。折しも同時刻、5年生がみえスタディ・チェックを実施していました。学年が進むと、問題量もかなりありますので、決められた時間の中で、早く、正確に答えを出すために、簡単にできる方法はないか考える習慣をつけてほしいものです。
この計算問題では、
①25があることに着目。これは何かあるぞ!と思う。
②25×4=100 を思い出し、これを使えるように頭を働かせる。
③16は、4×4で計算できることにひらめく。
④4×(4×25)とし、4×100になることに気づく。
こうすれば、400という答えが暗算でできますね。授業では子どもたちの思考ペースに合わせながら、何度もよく似た問題を練習していました。