4年生算数「ちがいに注目して」

9月26日、4年生で算数科の授業改善のための校内研究授業を行いました。夏休み中に濱田嘉昭先生に教えていただいたことを生かして、4年生の教科書に沿って子どもたちが興味深く感じる課題を提示し、授業を進めました。

問題「たろうさんとお母さんで、30まいのシールを2人で分けます。たろうさんの方が2まい多くなるようにします。たろうさんはシールを何まいもらえますか。」

子どもたちは、ほとんどが、まず全体を半分に分け、その後2枚をたろうさんの分に移すやり方を考えました。式にすると、①30÷2=15(半分こです)、②15+2=17(2枚多くする)答え17枚(←たろうさんのもらう枚数)

ほぼ全員これでした。お母さんの何枚を確かめると、お母さんは15枚から2枚渡したので、13枚となっています。17枚と13枚、合わせるとちゃんと30枚になっています。子どもたちはできた!と喜んでいました。

でも、あれ?なにかおかしいことに気づきませんか?

授業ではここからが面白かったです。

職員としては、子どもたちが予想通りの反応(正解にたどり着いていない)でしたので、そこからどのように展開していくといいか研修をしました。子どもたちが目を輝かせて「そういうことか!なるほど!わかった」につながる授業ができるよう今後も授業改善に向けて取り組んでいきます。

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